薬剤師・薬学生 就職活動中のみんなのぶっちゃけ!お悩み相談室
薬剤師を目指すみんなのギモン・お悩みをファーマコンシェルとファーマウェブジャパン編集部がいっしょに考えます!
「就職活動って、いつから何を始めればいいか分かりません・・・」
6年制薬学部 現在4年生です。薬学部が6年制になってから、自分たちが1期生で先輩がいないこともあり、いつから就職活動を始めるべきなのかよく分かりません・・・。まだ早いのでしょうか?それに就職活動といっても、一体何から始めていいかわからず悩んでいます。自分が本当にしたいことは何なのか、すでにその時点で立ち止まっている状態です。分からないことだらけで、困っているのですが、今私はどうしたらいいんでしょうか?
( 6年制薬学部4年生 りなさん・女性 )
4年制・薬学部卒 センパイの現在からヒントが見つかる?!
ファーマウェブジャパン編集部(以下 P編): | 薬剤師を目指す皆さんのお悩みに答えるこのコーナー、いよいよ始まりましたっ♪本日は初回を記念して、ファーマコンシェルの長・マスターコンシェル柴田氏にアドバイスを頂きたいと思います。柴田さん、よろしくお願いします! |
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ファーマコンシェル柴田氏(以下 柴田): | よろしくお願いします。 |
P編 :
さて、さっそくですが、薬学部6年制がスタートしたばかりで、まだ卒業生が出ていませんよね。確かに今の時期はお手本になる先輩がいないのでどう行動していけばよいか、悩んでしまう学生は結構いるのではないでしょうか?
柴田:
そうですね、就職活動自体が初めてですから、何をいつ頃から始めたらよいのか分からない・・・というお悩みは、実は一番多いんですよ。さらに6年制を卒業した先輩もいない。となると困ってしまいますよね。でも4年制を卒業した先輩から、シュウカツのヒントを見つけることができるんです。下のグラフを見てみましょう。
薬剤師は売り手市場・・・と、のんきに構えていると危険!
P編 :
うーん、就職した人とまだの人でここまで結果が違うんですねー。と言いつつ、こういう数字がずら〜っと並ぶと・・・(汗)理数系的な思考が苦手のワタクシにはちょいとムズカシイのですが・・・
柴田:
そうですね、これは4年制の薬学部を卒業した先輩方の統計なんですが、この結果から読み取れるのは、
「3年生春から就職活動を始めたグループは現在就職できている人が多く、逆に4年生になった後に就職活動を始めたグループはまだ就職できていない人が多い」ということなんです。
「3年生春から就職活動を始めたグループは現在就職できている人が多く、逆に4年生になった後に就職活動を始めたグループはまだ就職できていない人が多い」ということなんです。
P編 :
なるほど。薬剤師さんは売り手市場で、就職には困らないというイメージがあったんですが・・・
柴田:
売り手市場であることは確かですが、やはり人気のある企業などは早期に学生と接触し始めるので、のんびりしていて最後の最後で就職活動を始めると、自分の希望する条件の求人はもうなかった・・・なんてことが結構あるかもしれません。 それに採用する側にとって、卒業間近または卒業後になって就職活動をしていると、「薬剤師国家試験という最後の明確な目標や、やる気に欠けるのでは・・・?」など あまり暖かい目で見てくれない担当者もいるはずです。 ですから、まずは自分の進路について自己診断をし、なるべく早くから就職活動を始める事をお勧めしています。薬学生のみなさんは、CBT・OSCE・実習・国家試験対策・・・と重要な課題がたくさんありますし、日々忙しいわけですから、この時期に一度頑張って欲しいですね。希望通りの就職をするためには早めの”シュウカツ!”に限ります。
P編 :
就職活動だけでも大変なのに、大切な試験が次々と・・・薬学生の皆さんは本当に頑張っていますよね。スバラシイ・・・
ところでこの集計結果は4年制卒の方が対象でしたよね?現在の薬学生は6年制になりましたが、このグラフから参考になることは他にもあるんでしょうか?
ところでこの集計結果は4年制卒の方が対象でしたよね?現在の薬学生は6年制になりましたが、このグラフから参考になることは他にもあるんでしょうか?
柴田:
4年制で3年生の春。ということは、6年制に置き換えると4年生(新5年生になる春)に当たるでしょう。薬学部は4年制から6年制になり、学ばなくてはいけない事が増えました。今まで数週間だった実習期間も長期化しています。5、6年生になったら、普段の勉強に加えて2年間の大半が実務実習になるので、実際、就職活動どころではないでしょう。かなり忙しくなります。そういったことを踏まえても、6年制薬学生の就職活動は新5年生を迎える春あたりから始めておくのがよいでしょう。
この時期にしておくべき就職活動とは?
P編 :
なるほど!そういうことなんですね。就職は人生の大きな転機ですからね、忙しいなかであせって決めるのは良くないですよね。大事なことは早めからが大切。これから5年生を迎える皆さん、頑張ってくださいね!
さて、時期はわかりましたが、肝心の行動。まず何から始めるといいんでしょう?
さて、時期はわかりましたが、肝心の行動。まず何から始めるといいんでしょう?
柴田:
まずは、先入観を捨てること。「私は絶対これがしたい!」とイメージだけで決めて、後で後悔してしまったり、本当に自分に合う職種が分からずに失敗してしまうケースが山ほどあります。まずは頭を一度、白紙に戻し、色んな情報を集めてみましょう。ウェブで情報収集も必要ですが、適職診断テストを受けて自己分析したり、就職イベントに参加して実際に企業担当者のお話を聞くことも非常に大切です。ファーマウェブジャパンも薬学生・薬剤師のための就職セミナーを開催していますので、是非参加してみて下さい。弊社のセミナーは一つの”企業勉強会”です。とにかく企業の方にお話を聞きに行き、企業イメージを感じるのもひとつの手です。 「百聞は一見にしかず」ですからね。イメージとは違う、「こんな一面があったんだ!」という発見をたくさん見つけてください。
P編 :
とにかく行動!しないとダメってことですね!興味があることからでもいいので、ひとつ始めればどんどん次が見えてくるハズ。皆さんもシュウカツを楽しんで頑張ってくださいね。マスターコンシェル、今日はどうもありがとうございました!
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