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薬剤師・薬学生 就職活動中のみんなのぶっちゃけ!お悩み相談室

薬剤師を目指すみんなのギモン・お悩みをファーマコンシェルとファーマウェブジャパン編集部がいっしょに考えます!

Q 「現在薬学部5年生です。就職活動はもう始めたほうがいいですか?」・・・実は今がチャンス?!

こんにちは。私は6年制薬学部の5年生です。薬学部が6年制になったばかりで先輩がいないので、お手本にする人がいません。就職活動は早めにするべきだとよく聞きますが、私ももう始めたほうがいいんでしょうか?でも、将来薬剤師としてどんな分野で働きたいのか、本当に自分に向いている業種は何なのかがわかりません。それに就職活動と言っても、まず何をしたらいいのかわからず困っています。実務実習や試験やらで頭がいっぱいだし、正直かなりいっぱいいっぱいです・・・。何を相談しているのかまとまらなくなってしまいましたが、とりあえず今どうしたらいいのかなど、アドバイス頂けると嬉しいです。

( 6年制薬学部・5年生 まゆまゆさん・女性 )



いよいよお悩み第2弾!的確な就活・・・実は今がチャンス?!

ファーマウェブジャパン編集部(以下 P編): 薬剤師を目指す皆さんのお悩みに答えるこのコーナー、いよいよ第2回!本日はマスターコンシェル柴田氏に、CBT・OSCEの終わった、新5年生へのアドバイスを頂きたいと思います。柴田さん、よろしくお願いします!
ファーマコンシェル柴田氏(以下 柴田): よろしくお願いします。
P編 :
さて、薬学部6年制がスタートし、初めてのCBT・OSCEが終わったばかり。まだこれから5年生ですし、卒業まであと2年間あり、まだまだ就活には早いような気がしますが、質問者さんのように悩んでいる方がかなりいるようですね。

柴田:
そうですね、就職活動自体が初めてですから、「何をいつから始めたらよいのか分からない・・・」というお悩みは、予想通り一番多いんですよ。さらに6年制を卒業した先輩もいないし、5年生から始まる実務実習に対しても不安がある・・・となると確かにもう不安だらけでしょうね。困ってしまう気持ちはよくわかります。確かに卒業まであと2年間あり早いように感じますが、実際のところ首都圏と地方では薬学生や大学の先生方の就職に関する取り組み方が違うようですね。


まだ5年生・・・と何もしないとチャンスを逃してしまう可能性が?!


P編 :
前回に掲載したシュウカツ開始シーズンの成功例でおっしゃっていたように、就職した人と就職できていない人とでここまで結果が違うことは判るのですが、実務実習もまだしていないし、まだ5年生だし・・・なんていうこの時期に「シュウカツ」についての意識を持てっていうのはいかがでしょうか・・・?

柴田:
そうですね、これは4年制の薬学部を卒業した先輩方の統計なので、この結果から 現在の薬学生に当てはめるのは 先読みし過ぎかもしれませんが、最終的な薬学生の目標はなんですか?薬剤師国家試験に合格する事ではありませんか? 就職活動を始めるということは、明確な目的・目標を持つ!ということで、実は、国家試験に対する取り組み方・モチベーションを上げるってことなのです。薬剤師採用のご担当者の方々も、このモチベーションの違いは どこから来るのか?ってことをよく、シュウカツの進捗度に例えられ、お話しを頂きます。

P編 :
なるほど・・・。5年生の秋ころから就職活動を始めていれば、就職には困らないだろうという想像だったんですが・・・

柴田:

売り手市場であることは確かで、実務実習が終わったあとからでも大丈夫という考え方もありますが、やはり人気のある企業などは早期に学生と接触し始めます。ですから、あまりのんびりしているとシュウカツ時期そのものに乗り遅れる・・・なんて事になってしまうかもしれません。採用する側にとっても、やはり早い段階で自分の進むべき道を確定し、就職活動を終わらせていれば、薬剤師国家試験という最後の明確な目標を企業も応援できますし、国家試験に関する情報や支援をゲットしやすくなるはずです。ですから、まずは自分の進路について自己診断し、今現在もっている希望職種と、実際に実務実施を済ませた感想とを比較してみましょう。そうすればおのずと進むべき道が見えてきます。早くから就職活動を始める甲斐がありますね。

昨年秋から 全国の大学薬学部を多数訪問し、先生方のご意見・お考えを聞いて参りました。先生方も、薬学5年生はこれから実務実習・国家試験対策・・・と重要な課題がたくさんあり、薬学生の就職活動の時期は 8月と12月にほんの少しばかりしかないのではないか?とおっしゃっています。日々忙しいわけですから、この時期に一度頑張ってみてはいかがでしょう。


P編 :
薬学生は一般の大学生に比べ、非常に忙しいですからね。薬学生の皆さんの頑張りには、いつも感銘を受けるばかりです!

柴田:
本当にそのとおりですよね。考えてみれば、現在の一般の大学生も就職には大変な思いをしていますが、薬学生のように1年生の時から模擬試験や実験、その上就職活動も大変と6年間緊張の連続になるわけで、我々はその姿をずっと見て来ました。少しでも後方支援をしたいというのが弊社スタッフ全員の願いであり思いです。 この時期にご自分の進むべき道を探るため、進路相談会会社説明会に気軽に足をはこび、適職診断テストを受けたりそれぞれの分野の専門家にご相談してみてはいかがでしょうか?

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